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09 5月 2013

まだ間に合う?もう遅い?妊娠可能時期。

最近、周りで妊娠出産ラッシュが続いていますが、
その周りでは、沢山の方が不妊に悩んでいたり、
仕事や今の自分のやりたい事を優先したいから「まだ先で良いかな…」
と考えている方もいらっしゃいます。

この仕事をしていてよく思う事。

”子供は授かりもの”

だという事。
望んだからといって、全ての方に子供が産めるわけではありません。

私は、女性なら必ず、子供を産むべきとも、
結婚したら皆子供を作らなきゃいけないとも思っていません。

ただ、「子供はまだいいかな」と言っている方で、年齢が高い方も中にはいらっしゃいます。

女性には、妊娠可能時期は限られているもの。
男性から作りだされる精子とは違い、
女性の卵子は人それぞれ、生まれる前からもともと持っている数が決まっています。

つまりは、生理がくるだびにどんどん少なくなるということ。

50歳手前で初産。自然分娩で元気なお子様を出産なさっている方もいますが、
統計的には35歳を過ぎると、出産の可能性はがくんと落ちます。
(年齢が高くなると子供は産めないと言ってるわけではありません!
40歳過ぎても元気な赤ちゃん産んでいらっしゃる方も沢山知っています)

子供を望まない方は、まだいいかな。いなくて良いとも思っているし。
そういう方は良いと思うのです。

人それぞれの選択なので。

ただ、自分の人生設計の中に、
自分の子供がいる生活。というのを考えているのであれば、

「まだいい」なのか、「もう時間が限られている」のか。

産める可能性がどれだけあるのかを考える事はとても大事な事なのでは。
と思います。

それを知る一つの目安として、婦人科で行われる検査の一つに、
AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査があります。

血液検査で、【あとどれくらい卵子が残っているのか】その目安を調べます。
いつか子供が欲しいと考えていらっしゃる方には、
一つの目安として検査してみるのも良いではないでしょうか?

(実際に妊娠するには、ご本人&パートナーとの体質や、
卵子の質、精子の質、も関係してくるので、あくまでも目安です。
ただ、閉経がどれくらいまでには来る可能性が高いのかもわかるため、
知っておくのは大切だと思います。)

「まだ」なのか、「もう」なのか。

「いつでも産める」と思っている時の選択と、「時間がないかもしれない」と思う時の選択。
日常に追われて、自分が求めているものは何なのか。

子供は授かりもの。
生みたいと思った時に、皆が全員すぐで授かるものではありません。

まだ時間をとってじっくり考えた事の無いかたに、
考えるひとつのきっかけになってもらえたらと願います。


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